共感できる男性看護師あるある

男性看護師は、患者から医師と間違われることも多いと言います。男性看護師は増えてきていますが、女性看護師と比べるとまだ少数派なのが現状なので、「白衣を着た男性=医師」と思い込む患者もいるのです。また、男性看護師ということで、女性の患者への対応が限られることもあります。看護業務には、着替えや清拭、トイレ介助、そして、デリケートな部分の処置も行う必要があります。男性に体を触れられるのに抵抗を感じる患者も多く、女性看護師に業務を代わってもらうこともあります。また、看護師の仕事にはパソコンを使って資料などを作る作業もありますが、女性看護師から「男性はパソコンができる」と思われて、頼りにされることもあるでしょう。パソコンが得意な男性にとっては腕の見せ所ですが、パソコンが苦手な男性看護師にとってはプレッシャーに感じてしまうかもしれません。

女性の多い職場ということで感じる悩みもあります。その1つが「体感温度の差」です。一般的に、「男性は暑がりで女性は寒がり」と言われていますが、少数派の男性看護師にとっては困ることもあります。例えば、看護師は体を動かすことも多い仕事なので、冬でも暑くて汗をかく男性もいます。しかし、女性は体が冷えやすいので、体を動かしてもすぐに寒く感じる人も多いです。そのため、男性看護師にとっては快適な室温だとしても、寒いと感じる女性看護師が多ければ、暖房の設定温度を上げられてしまうこともあります。その場合、少数派の男性は意見しづらいので、我慢して過ごすことになるようです。